私たちの想い

”介護をしない介護”で生きる力を

 

 

介護をしない介護とは

”介護をしない介護”とは、「介護をする側」と「される側 」という関係性が見えないようにすることです。

「介護」をされたいですか?という質問をすると誰もが「“そう”なる前にぽっくり死にたい」と返答されます。これは世間の皆様方の誰もが知っている暗黙の了解。

でも「そうなる前に」の『そう』って何を指しているのでしょうか。
“介護をしない介護”のヒントがそこにあります。

 

 

 

介護業界に身を置き、どうしても好きになれなかった介護が”相手の方に「介護をされている」と思わせてしまうもの” “気付かないうちにその方の尊厳を傷つけてしまうもの”でした。

わたしたちは『相手の方にも周りの方にも介護をされていると感じさせない介護』の形であったなら、介護に対して抵抗がなくなるのではないかと思っています。

「お風呂入りましょうね」「お手洗い行きましょうね」これまで介護業界で見てきた関わり方、何かをされると思わせてしまうような言い回しにはとても違和感がありました。

 

 

ここ“All for One 緑町”ではそのような関わり方は致しません。
あるのは対等な人間関係を前提とした、失礼のないコミュニケーション

「介護をしている人」が「何」を大切にしているかによって、世の中に定着してしまった介護の印象は、変えられます。
そしてそれをわたしたちが強い意志を持って変えていきます。

 

 

生きるチカラ

 

「生きる」価値観は人によって様々です。

私たちは“自分の持つ「生きるチカラ」を最後まで使い続ける”ことに焦点をあて“All for One緑町”を運営しております。

『心の不自由』がない環境で、人に管理されない自分の時間を過ごせる。

そんな時間と空間を提供できる達人として、利用者様に関わる事に全力を尽くします。

 

 

生きるチカラ」というのは、言葉を言い変えれば「自己実現」に向かうチカラ

介護が必要になった途端に人に管理をされてしまうような現状に対し私たちは疑問をもっています。

身体が不自由になることで、誰かに何かをしてもらわないと自分のことができない状態にあるというだけで、意思決定までも自分でさせてもらえない環境に置かれてしまうのは・・・。

その為に、「生きる」ことに疲れ、自分の人生にワクワクできなくなってしまうとしたら・・・。

 

 

「生きる力」に火を灯しその火が消えないように支えることで、たとえ介護が必要な身体でも自分の人生にワクワクできるようになり、生きることに幸せを感じられる心が持てると信じています。

そして期待を持てなかった介護や、あきらめかけていた生活に、希望の光を見出します。

 

 

食べた時おいしいと思えること。

一緒にごはんを食べたい人がいること。

今日あった嬉しかったことを話したい人がいるということ。

こんな何気ない当たり前の事を感じられる心を大切にしていきます。

 

「生きるチカラ」の定義

次の『チカラ』を日々駆使して物事に直面していくためのサポートを致します。

「生きるチカラ」

① 自分の足で立つチカラ
② そのままの自分を受け入れられるチカラ
③ 昨日より今日の自分がすきでいるチカラ
④ 自分が進みたい方向へ進んでいるチカラ
⑤ 自分がどうしたいかということを考えたとき自分の心にきちんと向き合えるチカラ
⑥ 壁にぶつかったとき越えようとしていくチカラ
⑦ 空や海など自然の中にいることで気持ちを充電できるチカラ
⑧ 大切な人にとって本当に役立つ言動を選べるチカラ
⑨ いろんなことが起こっても笑って進めるチカラ
⑩ 刺激や感覚的なものを感じとるチカラ・豊かに生きようとするチカラ
⑪ そのひとだからこその思いを形にできるチカラ。そのことを選択していけるチカラ
⑫ 自分のこれからの時間をしっかり決めて揺れないチカラ
⑬ 新しいことやわからないことも楽しんで笑って進めるチカラ
⑭ 目の前のことをその時の自分の最大限で楽しみたいと思うチカラ
⑮ 愛されるチカラ
⑯ ひとと深く関わり心が動くチカラ
⑰ 進もうとするチカラ越えようとするチカラ
⑱ ひとと話し合って一番いい答えをみつけようとするチカラ

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